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栃木でWebマーケティングを始めるなら。知って欲しい7つのこと。

栃木はWeb広告の浸透が他より進んでいない。

栃木の中で比較的トレンドの早い小山市や宇都宮であっても
有効に展開できている事業者はごく一部。

だからこそ、チャンスです。
新しいことを、競合より早く手掛けていくことは、勝利の条件です。

では、どのWeb広告が有効なのか?

・・・と考え始めると、失敗します。

おそらく私に限らず、
多くのWebマーケティング会社が同じ意見だと思いますが、

広告を発注しただけでは成果が出ないことが
事前に分かってしまうケースが多い

という事実がございます。

これは見方を変えると、
「Web広告で成功するには、セオリーがある」ということです。

ヒントは

 ・ Web集客では全国のプレイヤーと競合する(全国区での戦いに勝つ必要がある)
 ・ 広告を選定する前の事前準備で勝負が決まる

以下、詳細です。

1: Web広告にはサイトの準備が必要

通例、チラシなどの広告を出稿する場合、
そのデザインも受託会社が担当するのが常です。

しかしWeb広告の場合、
「サイト」と「広告」は別となります。

これは営業のことを考えていただければ
分かりやすいと思います。
「営業マン」と「アポイント」は当然別のものですが、
Webでの集客も同じ形をご想像ください。

営業マンが優れていても、アポイントの質が良くないと受注できません。
逆にアポイントの質が良くても、営業マンが新人では受注できません。

このように、しっかり成果につなげるには
「サイト」と「広告」、
どちらも十分なクオリティに達していないと反響獲得には至りません。

そして非常に重要な視点として、
Webで探しているお客様は、必ず比較をします。

広告出稿の段階から、
競合を意識して、勝てるようにしていくことがとても大切です。

 

2: Webマーケティングの競合は全国すべての企業

Webのいいところは、地域の垣根を超えること、です。

栃木にあっても全国に商品を売ることができます。
また2020年昨今の状況、通販業界が非常に伸びているように、
ネットでビジネスを始めるには適したタイミングです。

しかし、そのように考えるのはどこの企業でも同じなのです。

・どの商品を売るのか?
・そこにどれだけの数の競合がいるのか?
・競合の強さはどれほどか?それに勝てるか?
・具体的にどの広告を採用すべきか?

上から順番に、これら全てに回答がある必要があります。

Webマーケティングは、設計で勝ち負けが決まると言っても過言ではないからです。

 

3: Webサイトの十分なクオリティとは?

勝ち負けを決めるのは、
マーケティング戦略全体での完成度の高さです。

つまり、「サイト」と「広告(集客施策)」、
両方とも十分なレベルに達している必要があります。

繰り返しになりますが、

営業マンが優れていても、アポイントの質が良くないと受注できません。
逆にアポイントの質が良くても、営業マンが新人では受注できません。

これをしっかりイメージしてください。

そのうえで、どちらかと言えば重要なのは「サイト」の方です。

どんなWeb集客を行うにしても、
お客様は必ず「サイト」を読んで
サービスを信用するに至るからです。

では、どのような「サイト」が望ましいのか?

それは、セールスロジックが盛り込まれているサイトです。

ざっくばらんに言いますと、
”営業トーク”がちゃんと反映されていること、
となります。

例えば、
御社で一番売れる営業の方が見込み客を目の前にしているとして、

「サイト」と同じ内容を、そのまま話しますか?

この視点でチェックしていただくのが宜しいかと思います。

そのセールスロジックを、
縦に長くして一枚のページで見せると『LP』というものになります。
 例)https://golfperformance.jp/product/b-zone2/

メニューごとに分けてコンテンツを配置すると
通常のサービスサイトとなります。
 例)https://golflesson.co.jp/

 

4: サイト制作は必須級

ここまでが前提の話となりますが、
あなたがWeb集客を始めるにあたってはとても重要な内容です。

と言いますのは、

どのような集客をするにしても、
初めてのWeb集客を検討しているような企業は、
ほぼ100%、サイトの『営業力』が不足しています。

この状態でWeb集客をするのは
穴の開いたバケツに水を流すようなものです。

サイトに来てもらえれば、
お客様は商品を理解し、信頼してくれる。
反響獲得(問合せや購入)が高い確率で期待できる。

この状況をまずは準備しましょう。

サイトを制作する場合、
初めてWebマーケティングを仕掛ける企業であれば
1枚型の『LP』をご検討いただくのが宜しいかと思います。

その理由は、

・サービスサイトと比べて、安く短期で制作できる
・セールストークが分かりやすく伝えられ高いCV率が期待できる
 ※CV率=サイトへのアクセスから反響に転じる確率

一方、2年程度で本格的に計画する場合には
最初からサービスサイトを設計するようにすることを推奨します。

いずれ必要になるものですし、
SEOに強いのはサービスサイトの方だから、です。

 

5: Web集客、最初の分岐点

「営業マン」と「アポイント」は別のものとお伝えしましたが、
ここまでは「営業マン」=「サイト」のお話でした。

ここからは「アポイント」をどう取るか?

つまり、
どのWeb広告がいいのか?
のお話です。

まず今のWeb集客においては最初に大きく2つの方針がございます。

SNSか、検索か、です。

SNSはTwitterやFacebookなどがメジャーですが、
こちらは拡散性に優れ、(リツイートで広く見てもらえる等)
一般消費者を対象としたサービスと相性がいいです。

特に、見た目が「映えるもの」、
インスタ映えするようなビジュアルが強い商品(家具やファッション、ジュエリー等)は
SNSを軸に企画するのが最終的には売上につながります。

一方の検索ですが、
こちらは「悩み」を解消するサービスと相性がいいです。

例えば「浮気調査」や「水漏れ修理」などですね。

また、BtoBの商材も、
基本的には担当者が深くリサーチをするので
こちらも検索の方が相性がよいです。

注意したいのは、
SNSの市場とそれに適した商品は、大企業の方がどうしても強い
という点です。

商品がよほど特別でない限り、
地方の企業がSNSで大企業に勝つことは難易度が高いです。

それは何故か?

SNSは、演出込みの世界だからです。
商品だけでなく、その背景や、
テーブルに置いているのであればその周りも含めて
世界観を作りこむ必要があります。

それには相応のノウハウと費用がかかります。

そして、それを『運用』する。
つまり、毎日更新をしていく必要があります。
センスのある担当者を専任でつける、ということです。

逆に言うと、
センスのいい担当がいれば一人でゴリゴリと伸ばしていけるのですが、
そうでない場合、SNS集客で苦戦する可能性が高いです。

 

(補足) SNSに広告を出すのはありか?なしか?

SNSを広告掲載先と見た場合、
先ほどお伝えした『運用』していくというのがまず一つです。

もう一つは、
SNSに広告を出す、という選択肢があります。

Twitter広告やFacebook広告、Instagram広告ですね。

結論、これはやめた方がいいです。

SNSは『文脈』を消費して購入につなげる世界です。

つまり、「その人が好き」「そのアカウントの世界観に参加したい」
こういった好意が前提にあって購入につながります。

アカウントの運用なしに広告を出しただけでは成果になりません。

一方、
SNSに広告を出しただけで成果につながるケースもありますが、
これは、広告のリンク先であるホームページが
しっかり作りこまれていることが条件となります。
最初にお伝えした話ですね。

SNSは、しっかり運用されたアカウントがあるからこそ、
投資対効果の高い広告掲載先となるのです。

そうでなければスタンダードな方法がいいでしょう。

つまり、

セールストークがしっかり反映されたLPを制作し、
Google検索から集客を行う

というやり方です。

 

6: 検索集客の選択肢は2つ

検索からの集客を考えた場合、
基本的には『SEO』と『リスティング広告』の二択です。

『SEO』は、Googleなどで検索があった際、
その検索結果で自社のサイトが上位に表示されるようにすることです。

『リスティング広告』は、検索があった際に、
画面の上部もしくは下部に表示されている広告です。

それぞれ対照的な特徴を持ちます。
今はざっくり理解していただければいいと思いますが、

SEOは、長期的、掲載が不確実、調整が効きづらい、リターン大。
リスティングは、短期的、掲載が確実、調整が効く、リターン小。

リスティングはお金をかければすぐに掲載でき、
広告の内容もすぐに修正できる等、その柔軟性には非常に優れています。
ただしずっと広告費がかかるので利益幅は少なくなる特徴があります。

一方のSEOは、上位表示するために
サイトをしっかり練り上げていくものです。
そのため成功するには時間がかかります。(最低半年~2年程度)
しかし一回上がってしまえば、
そこからは非常に大きいビジネスチャンスが待っています。

どちらがいいかは
1年~2年程度の中長期計画の中で判断されるものとなります。
併用しながら進めていくのもよく検討されるやり方です。

 

7: 勝てる検索キーワードを選定する

いずれにしても、検索から集客する場合、
一番重要といっても過言ではないものが、

『どの検索キーワードから集客をするのか?』

です。

例えば、水回り修理の業者さんが「浮気調査」で検索している方を
サイトに集めてもビジネスは生まれないでしょう。

ではどういったキーワードがいいのか?

 ・それなりの市場規模がある(検索ボリュームがある)
 ・クリック単価が安い
 ・競合が少ない もしくは いたとしても強くない
 ・中長期的な経営計画において再利用が考えられる

チラシなどのリアル広告と違うのは
競合と即座に比較されるところです。
例えば検索をしてみるとたくさんの広告が並びますよね。
そして、あなた自身、何かサービスを探すときには
いくつかのサイトを見てから選ぶはずです。

・・・あなたの商品でも同じことが起きます。
検索結果に広告を出し、クリックされてサイトに訪問されても、
その直後に他のサイトを見て比較されてしまう、ということです。

ですので、集客する検索キーワードを選定する際にも、
競合に対する厳しいチェックが必須となります。

もう少しご説明したいのが、
「中長期的な経営計画において再利用が考えられる」
こちらです。

Webマーケティングを検討されているということは
当然、何かしら、直近で売りたい商材があるでしょう。

それに対してマーケティングを構築していきますが、
万が一、その商品が売れなかった場合、
そこまでの費用は無駄になってしまうのでしょうか?

ここを無駄にさせないために、
当座の商品がこけても別の商品で使い回しが利くようにできていると
無駄がなく、安心感を持って攻めていけます。

今すぐ売りたい商品と、
将来的に売りたい商品、
その両方を包括しているようなキーワードで
検索集客を企画していくのが理想となります。

 

まとめと具体的なスケジュール案

ここまでをまとめます。

・LPは別途作成した方が望ましいです。
・基本は、検索からの集客がおすすめです。
・検索集客ではリスティングを試すのもいいですが
 1~2年程度の期間で考えられるならSEOが推奨です。
・対策するキーワードはリスクヘッジが利いたものにしましょう。

改めてお伝えしたいのは、

リスティングであれSEOであれ、
CV率の高いサイトを制作して準備するのは必須要件

ということです。

こういったケースで
一般的に採用される進め方がこちらです。

 ~~~~~~~~~~
 最初はサイト(LP)を作りつつ、
 その間にSEOを進める。
 (ご予算に余裕があるなら同時にリスティング広告も出す)

 3か月程度で進捗確認し戦略を再設計、
 1年後に安定してWebから売上が伸びる体制を一旦完成させる。

 トータルでの収益性を検証し、
 検索集客を続けるか、SNS集客に展開するかを検討する。
 ~~~~~~~~~~

弊社では中長期的な企画から
具体的な広告の実装まで、一貫してご支援が可能です。

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ご相談は無料ですので
ご興味があればお声がけください。

本気で取り組むなら、栃木でのWeb集客なら、高確率で勝てます。
(あなたが、どうやってこのホームページに辿り着いたかを思い出してみてください)

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